Yielding Embodiment® Orchestration
身体の自己組織力 (創発) を引き出す
イールドとは
発達段階の最初の動き
Yielders
イールドの技法の担い手

イールドの技法とは

イールドの技法は、身体システムが「安全」と認識できる環境をコンディショニングすることを基盤としています。その安全な場において、足場となる支持面へと身をゆだねる動き(イールド)の中で誘発される調和的秩序性(コヒーレンス)が、自己調整および自己組織化のプロセスを可能にし、その結果として動的な垂直性を伴う調和的統合=オーケストレイションが生起します。ここで生じる創発は、受け手の身体システム内部の相互作用のみに起因するのではなく、プラクティショナーを含む外的環境との静寂の中でゆっくりと着実に進む相互作用によっても促されます。とりわけ、プラクティショナーがニュートラルな知覚状態を保持することによって、受け手の身体は外部からの操作的意図に影響されずに、自らにとって必要な固有のプロセスを主体的に展開することが可能になります。すなわち、内的プロセスと外的要因のクロストークが、単なる操作的修正ではなく、創発的に新たな内部秩序=調和的統合=オーケストレイションを引き出す枠組みとして機能します。

イールダーとは,Yieldの技法を提供するプラクティショナーのことです。イールダーは,間合いと極めてマイルドなタッチを使って,受け手となるクライアントの身体から変化を引き出します。プラクティショナーの頭の中にある理想や思い込み,技法の教義に合うような変化を強要することなく,内側からの変化が立ち上がってくるまで待つことに十分時間を取ります。

存在:プレゼンスについての探求

大して触れてもいないのに,或いは遠隔でも身体が反応し,変化することに興味を持って,それが何なのか学びたいと思う方,様々な技法を学んで,結局は技術ではなく,施術者側の知覚やプレゼンスが大切だと気がついた方,様々な分野の方がYieldの技法を学びにきます。基礎の9日間で本質を学ぶところからいかがですか?