Yielding Embodiment® Orchestration
身体の自己組織力 (創発) を引き出す
イールドとは
発達段階の最初の動き
Yielders
イールドの技法の担い手

身体の自己組織力 (創発) を引き出す

ケガをすると痛みを感じ血が出てきますが、しばらくすると自然に血は止まり、かさぶたができます。やがてかさぶたが剥がれて、その下から新しい皮膚が出てくるでしょう。そんな風に、身体には回復したり自己再構成に向かう力と方向性が備わっています。

この回復や再構成に向かう力は、身体システムが安全・安心な場にいると認識することで高まります。危険な場所では、身体は持っている力を、戦ったり逃げ出したり、危機を回避することに優先的に割り振るからです。

Yieldのセッションでは間合いと身体的な共鳴を使って受け手の方の身体システムが安全・安心を認識する場を提供します。

セッションの場が安全で安心であると認識した身体は、その場にYieldしていきます。「身をゆだねる」行為によって身体は更に安全・安心な感覚を感じ、深まった安全・安心な感覚はさらにYieldの動きを高める…。

そのようにして開かれた身体システムは自らその時に必要な変化を進めます。それは、回復や再構成だけではなく,ときには深い変容であることもあります。

身体はいつでもそのような変化の機会を待っているのです。

イールダーとは,Yieldの技法を提供するプラクティショナーのことです。イールダーは,間合いと極めてマイルドなタッチを使って,受け手となるクライアントの身体から変化を引き出します。プラクティショナーの頭の中にある理想や思い込み,技法の教義に合うような変化を強要することなく,内側からの変化が立ち上がってくるまで待つことに十分時間を取ります。

存在:プレゼンスについての探求

大して触れてもいないのに,或いは遠隔でも身体が反応し,変化することに興味を持って,それが何なのか学びたいと思う方,様々な技法を学んで,結局は技術ではなく,施術者側の知覚やプレゼンスが大切だと気がついた方,様々な分野の方がYieldの技法を学びにきます。基礎の9日間で本質を学ぶところからいかがですか?