セッション後の変化の持続について

現在イールドワークの8シリーズを受けていただいているクライアントさんが、痛みがあったりお悩みだったりする箇所など(とくに反り腰の姿勢、坐骨神経痛)について、第1回目のセッションでいろいろとうれしい変化を感じられていたのが、2回目のセッションを約1か月後に受けに来られたときは、改善したままの部分も一部ありつつも、元に戻ってしまったような気がするとおっしゃっていました。

8シリーズでは、セッションの前後にビフォーアフターの写真を撮っていますが、1回目のビフォーと2回目のビフォーを試しに並べてみたら、構造的な変化は1か月経ってもかなり保たれているように見受けられます。(この写真の左側Beforeが1回目のビフォーで、右側Afterが2回目のビフォーです。)

イールドワークは、セッションの場が安心安全であると受け手のからだが認識することで、自己調整力、自己組織力が発揮されて、より楽なバランスへ自ら向かっていくものです。

からだのどこか一部に圧を加えて「正しい」位置に戻すとか、曲がったものを真っすぐにするではなく、
Yielding Embodiment® Orchestration という正式名称が表すように、からだの各部が調和して連携し、内発的変化が促されていくものなので、からだにとって無理や負担がかかりにくいものです。
その性質上、全体がゆっくりと変化していったりするので、その変化に受け手の方自身が気づきにくかったりします。
セッション直後は変化に気づいても、なじんでしまいやすいので、からだが元に戻ってしまったのではないかと思われることもあります。

でも、意外にそんなことはなかったりします、という一例でした。
(からだを構成する細胞自体日々生まれ変わっているので、厳密には一刻も同じ状態であり続けるということはない=元に戻るわけではないとも言えるかもしれません)

*土台となる足の支えから積み上げていくことによって、変化がより持続しやすくなるので、イールドワークには下から順に構造的に働きかけていく8シリーズがあります。

**イールドワークで起こる変化は、必ずしも写真に全て分かりやすく反映するものではありませんが、ご本人にとって気づきにくい変化を写真は映し出してくれていたりします。

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