Yielding Embodiment認定ワークショップPart 1(2022.08.11&09.17)レポート

Class photo 再参加お一人を含む計6名のクラス

8月11日からの3日間,Yielding Embodiment認定ワークショップ基礎編Part1を開催した。オンラインクラスをきっかけに7月9日に開催された「いずるば」でのワークショップに参加してくれた方が3名,数年前のワークショップに参加された方や安田登さんの著書をきっかけに参加を決めた方もいらした。1名は再参加という構成。

毎回構成員により内容も変わるが,今回これまでの同クラスと異なる点は,第一ポジションと呼んでいる,ちょうどいい間合いの位置を決めるところを,もっと丁寧に時間をかけることにした。肚の感覚と空間への知覚を使って第一ポジションを決めるのだが,よりベターな位置を選ぶサポートをこれまでより時間をかけて行ってみた。その位置の選択とその場所から得られる感覚に慣れる必要がある。ここが一番の肝であるが,最初は誰しも慣れないため,繰り返し練習が大切である。

丁度いい間合いから誘導される安全安心の場の感覚にまず,慣れること,それを計る肚の感覚を使い始めることがこのクラスの主旨である。写真による比較を行ったところ,いずれも身体に広がりが得られたり軸が左右どちらかに移行したことが確認できた。

丁度いい位置関係を見つける実習

参加者からの声

豊かな、学びに満ちた3日間でした。

と言っても、ワークショップの場は堅苦しいものでは全然なく、フラットな雰囲気で、

疑問や気になったことを気兼ねなく質問することができました。

 私はボディワーク自体まともに受けたことがないため、参加前は少し不安もありました。

実際、ワークショップの間中、新しいアイデアや未知の体験に触れる度にただ驚いてばかりで、

これがボディワーク経験者ならば学びの質もより違ったものになったのかも知れません。

 それでも、初学者である私が取り残される訳でもなく、興味と好奇心を持って3日間参加

することができたのは、ワークショップの雰囲気のお陰のみならず、田畑さんのお話や実技が

「体」から決して離れることがなかったから、のように思います。

 その都度「話が全部は分からなくても、その「体」なら自分にもある。この体で試してみよう」

ということができたからです。

 本ワークショップで印象に残ったことの一つは、この「体」への信頼でした。

プラクティショナーとクライアント、両者の経験を経ることで分かったのは、イールディングと

いうものの根底には何よりもまず「体を信頼すること」があるのだな、ということです。

 「主観を大事にしてみる」と田畑さんは何度か仰いました。ワークショップの3日間は、

自分の普段の生活においては、「主観よりも客観」を、「自分よりも他人」を意識し、尊ぶ時間の方が

多いことに改めて気づく契機になったと共に、自身の体を大事にする経験をした3日間であったように思います。

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