オンラインワークショップの感想

2023年1月27日のオンラインワークショップに参加された方から寄せられた感想をご紹介します。

臨床心理士のKさん

空間に指先の位置が決まり、
そこから手を離した後の感覚がとても印象的でした。
空間ごとに感覚(彩り、質感)がはっきりとそこにありました。
それぞれに「初めまして」と思わず挨拶してしまいました。
身体や空間の響き合う様子を追っていくと
表皮が温かくなっていきました。

ワークが終わった後にお水を口に含むと、
その認識の仕方に驚きました。
お水が口から喉、食道、
胃と順に次の器官に移っていくに応じて
変化していく水の温度、
その器官に留まり吸収されていく水もあれば、
次に移る水もあり、
そして、段々と水のありようも変わっていく、、、
その変化が面白くて、
皆様のシェアも耳にしつつ、
身体の中で起きていく数々のドラマ?に夢中になっていました。

その日の夢も印象的でした。
とても苦手な上司Aさんが作成した私の人事評価用紙を
お茶目で遊び心のあるB先生が私に見せてくれるのです。
この人事評価は手厳しい批判なのですが
細かく丁寧に分析されていて、
まさにドンピシャな内容であり、
わかっていても明文化されるとキツイ部分でした。
一方で、体感ではなぜか嬉しい感覚もあって、
不思議な目覚めでしたし、
なぜか今回のワークショップと
この夢がリンクする感覚がありました。

そして、今も身体も夢も変化が続いています。

田畑さんのワークショップ・セッションを受けている時、
そして、その後にも、
自分にとって忌み嫌うようなことや
受け入れ難かったことが
待ってましたとばかりに現れてくる体験を多くしています。
そこにどこかワクワクしている体感も伴うのです。

そして、どこかで「自然」と ふと感じます。

イールドの有り難みを感じます。

ヨガ講師をされているAさん

前回のwsで指先で頬や喉仏に触れる時に、振動を伝えるように触れるようにガイドされて自分や人、物に“触れる”行為に新たな感覚を得ることができました
ありがとうございました

あの日、仰向けになって喉仏に振動を伝えるように触れた時に胸がスコーんと空いて背中を通り越して床へと抜け落ちていきました
それ以来、胸に日々溜まるものが抜けやすくなったように思います

そして、振動している感覚にも気づきが向くようになったようです
初めて田畑さんの対面セッションを受けた時に右脚の親指で先を軽くつままれたのですが、何の反応もなく意味も分からなかったのですが先日、湯船に浸かっている時にふと親指に触れられたことを思い出したら、触れられた親指の先の内側の細胞というのか何かは分からないのですが、それ自ら足場を探して根を下ろし振動し始めて、足先から振動が右半身に伝わり右の側頭骨まで振動が届きました
その微細な振動が伝わる過程で必要な箇所で、癒しのような治癒のようなことを起こしながら巡っているようでした

身体の記憶というのか、とても安心感のある感覚でした

イールダーで植物療法家のTさん (家族と共に参加)

ふたりとも説明と動作がわかりにくく、早々とマットに横になってしまいましたが、

それぞれにゆっくりと過ごせたと思います。

家族は、参加2回目で少し興味がでてきたようですが

ほとんど寝息をたてていました。

日常では良くも悪くも動じない人ですが、今回、二人いる広くはない部屋で

快適な場所を見つけマットを大きく移動させたこと、

終了後、参加者の方々のシェアを聴いてみたいと

耳を傾けていたことが、

個人的にはいつにないことで印象的でした。

ほとんど眠ってしまったそうですが、顎が少しラクになったかな??

背中がすっきりしたそうです。

ワークショップ後、数日経過していますが、肩が下がり、背中がすっきりとした感じで私の目に映っています。

私の方は、流れが分かりにくい部分に戸惑いもあり、途中出入りしたりと、

休息のスペースを探しにくい状況でしたがカラダはゆっくりと休息にむかっているようで安心しました。

日常的に微かに感じていた顎、首、肩、腕の違和感が緩まったようです。

指3本でポイントを見つけるときは、左半身側は刺激的で右半身側になりました。

「A」では、カラダが動きたいのに制限をかけられているようで動けず、

「B」になると、しばらくかたまったままでしたが、制限から外れるように少しずつ首が動いてきたように思います。

ゆっくりと顎のあたりが緩み、後頭部や頸部が伸びをするような心地よさが腕や鎖骨辺りに響いていったような感じでした。

その間、後頭部あたりから左親指の先まで、一本のラインのように指先までピリピリした感覚が続いていました。

喉に触れた時、そこからスッと胸~お腹の中心に空洞のような道筋が通った様な感覚があった。

手をみぞおちにおいた時、手の感覚も重さも感じられず、芒洋とした感じがしたまま、

骨盤の辺りに促された時は、両股関節の辺りの痛みはありませんでしたが、鈍く重い違和感がありました。

ワーク終盤、いつもより大きく膝をひらいて膝を立てた時、

マットに預けていた背面の広さと重さがとても快適で落ち着いた安堵するような安心を感じたように思います。

起きあがると、まず顎の力が抜けた感を深いところで感じ、顎の辺りがとても軽やかで唾液がいつもより出ているようでした。

ワーク後、数日経過しました。

・最近ずっと感じていた微かな顎の違和感がなくなり、口の開閉がラクになった。

・カラダを緩めやすくなり、発声がしやすくなった。

・食事の時の嚙み合わせの左右差が軽減している。

・日常的な動きで肩や腕のあたりが軽い。

・ワーク後翌朝、起床してベッドから立ち上がる時、右足首の違和感が軽減しそれが継続しています。

・回復の次のステップに向かっているように思いありがたいです。

後頭部や顎を動かすように促された時、もうカラダが先にそのようにうごいていたように思います。

その動きをただみているその瞬間の間合いで、休息そのものに触れ、

そこで言葉にならない深い理解のような気づきが、今も言葉にならないままカラダに残っているように思います。

その一瞬の気づきが休息に繋がる、休息になる、のだろうかと思いました。

言葉足らずですが、その休息は日常にいつもあり、けれど見逃してしまっているのだろうと思いました。

イールドのワークの流れや気づきは、

ワークの時間だけ感じるのではなく、そのまま日常を過ごしている自分の様々なところで

安心安全のベースを

調整しつづけていくのだろうという思いを深めています。

今回もありがとうございました。

イールダーで,クレニオセイクラル・バイオダイナミクスも実践されているSさん

先週のワークでの変化を感じつつ、今回のタイミングで受けられたことで、特に体幹の広がりと安定感が増したように感じています。

腕を挙げて、首や顎が楽に感じられるようなポイントを探してみる、は、とても興味深い体験で、先週のワークの後、顎周辺の感じがとてもよくなっていたのですが、さらに広がりを感じたり、じわじわ動きそうなポイントがいくつかありました。
そこをマークして感じてみていく時に、空間のポイントがより外側へ広がっていくのを感じました。
同時に顎関節の緩む感じと、側頭骨や顎が横に広がる感じがあり、自由に向かう感じを味わいました。
クラニオのセッションをしている時に、空間の広がりを感じることはよくあり、身体の内側外側とも、全体の中での支点などは見ているのですが、ポイントが動く、という視点が新鮮で、セッションで応用できそうな気づきがたくさんありました。
ポイントを探してゆく時に、Oリングテストのイメージで、指が吸い寄せられるような感覚、ふわっと離れる感覚、というのを頼りにしてみたのですが、それもおもしろかったです。
あと指先と肘と、両方しっくりとくるポイントを見つけて感じてみた時に、なんとなく張力の関係がイメージされ、自分の中でなるほど感が。
あと始めから終わりまで、常に腹鳴がよくありました。

田畑さんが立ち位置を決めていかれる時は、AはAで、そばに気配を感じて落ち着く感覚。
Bは膝から下の伸びる感じと風通しのよさを感じて、今日はこちらの方がフィットする感じがありました。

顔に触れていった時は、副鼻腔の広がる感じ、上顎骨と蝶形骨の膨らむ感じ、鋤骨の可動のよさなどが徐々に感じられ、通りがよくなり、スペースが感じられ、そこから喉の奥、さらには消化管へ、つながりが感じられるように。
喉周辺に触れてからは、骨盤腔の横の広がりが出てきて、さらに休んでいると、仙骨と腰椎の角度の変化が出て、とてもおさまりがよくなった感じがありました。
今3時間後くらいですが、この後寝る時などに、目や篩骨に触れてみたいなという感じが出てきています。
先週より明らかに、後頭骨と首との関係がしっくりきている感じ。

イールダーで,CS60/エネルギーワークもされているYさん

私にとって昨日のハイライトは、重さを受け入れるということでした。

今までは勝手にからだがそうしてはいるようだけど感覚がちゃんとついていっていない感じがあったのが、最後の方で胃の辺りに手を置いてその重さを受け入れるというところで、感覚もちゃんとついていきながら重みを受け入れた感じがありました。胃の中にやんわり手が少しだけ入り込んだようでした。

その前に、のどぼとけの辺りに指を置いてその重さを感じて…というのがあったと思うのですが。私は以前イールドのWSでの実習のワークで、ここにちょっとした指先の重さがあるだけで、一瞬呼吸が止まるような苦しさを感じて、自分でも驚いたことがありましたが、無意識に、重さを感じたくない、重さを受け入れたくない、という感じだったように思います。

それが今回は、田畑さんが場をコンディショニングしてくれている安心安全感のもと、自分のペースでゆっくりと何度も重さの加減を調整しながらその重さを感じることができました。そして、その辺りに長年の緊張が貯蔵されていてどこにも委ねられていないような感じもしました。

そんなことを感じたり思ったりしていたら、真骨盤か、もう少し下辺りから喉までのつながりを感じました。(今回はそれより上の部分にはあまり意識がいきませんでした。)

最後に歩いたとき、足がべったりと床に吸い付くような感覚に変わっていて、この感じはとても久しぶりでうれしかったです。(その少し後、外を歩いてみたら、しっかり足が地面に吸い付くような感じはありながら、からだの重さを感じませんでした。)

ワークが終わって、皆さんの話を聞いている時、座りながら背中を壁につけていても壁に背中がしっかりくっつくような感覚があったりして、ずっと自分のからだの感覚を味わっていました。

自分の今のからだにとって必要なことが必要なだけ起こるのを、マイペースでじっくり感じることのできるオンラインWSならではのよさを存分に味わえました。どうもありがとうございました!

イールダーで医師のKさんの感想

昨日、今まで受けた田畑さんのワークショップとはちょっと違う雰囲気の新基軸な感じだったので、参加している途中は(このやり方であってるのか???)と自分が田畑さんの言う通りにやれてるかやや心配しつつ参加してたんですが、終わって翌日、いつもより明らかに声が出しやすいことに気付きました。いつも私は風呂場で歌を歌うんですが、そのときに無理なく高音が出る感じ。田畑さんのロルフィングのセッションを受けた直後もこんな感じで声が出しやすくなることが複数回あったのですが、それと似た感じです。普段だったらちょっと無理して声帯をしめつけないと出ないような高音がしめつけなしで無理なく出るようになってます。

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